40歳過ぎてからの転職に必要な心得とは何でしょうか。
40歳過ぎてからの転職に成功する人、失敗する人の違いは何か。
今回は、46歳で転職をして、もうすぐ6か月となる私が今感じている事をお話したいと思います。
新しい会社では、前職の役職は関係ありません。
これは当然で当たり前のことです。
幹部として引き抜かれたり、経営者的立場として迎え入れられる所謂エグゼクティブな転職であれば別ですが、私のように一般的な転職であれば前職の役職など一切関係ありません。
「前職では課長でしたので、今回も課長からでいいですよね?ね?」なんて
面接で発言しようものなら一発で「お祈り」されます。
40歳過ぎていても、多くの場合は平社員スタートです。
私の場合も、教育係をやってくださっている方は8歳年下です。
それでも敬語は欠かせませんし、「自分の方が年上」なんていうマインドでは接していません。
あくまで会社の上司・先輩として学ばせていただいています。
まず年下の上司や先輩に対して謙虚になることができない人は絶対に40歳過ぎての転職は無理です。
まず無駄なプライドを捨てることが重要になります。
次に会社が自分に対して何を求めているのかをよく考えなければいけません。
40歳を過ぎた人間を採用するのです、そこには必ず何らかの意図があるはずです。
私の場合は、管理職を求められているわけではありません。
長年積み上げてきた実務の経験と知識、それと新しい事をまだまだ学ぼうとする姿勢をを買われての採用でした。
とある分野のプロとして評価していただいたようです。
40歳過ぎての転職は、新卒採用とはまったくの別物です。
はっきりいって、即戦力が求められることが多いです。
まったくの未経験職種への転職はかなりハードルが高いと思った方がいいでしょう。
私の会社の場合は新卒採用と違い、研修もほとんどありませんでした。
1日ぐらい会社概要の説明動画を閲覧したぐらいです。
入社翌日からは実務に入りました。
40歳過ぎてからの転職者に対して会社が求めてくるものは、
「あなたがしたい事」ではない可能性が高いです。
40過ぎの転職者に会社が求めてくるものは、
「あなたが何を会社へ与えることができるのか」なのです。
40歳からの転職成功の秘訣は
「会社が求めている事」と「あなたがしたい事」がマッチングする会社を選ぶということ。
そして、無駄なプライドを一切捨てるということ。
これができなければ、いざ転職をしても大変苦しい想いをしてしまうと思いますし、
転職したこと自体を後悔することになると思います。
私でも時折、転職しない方がよかったかなと考えてしまうことがあります。
しかし、時は戻りません。
選択に正解なんかありません。
その選択を正解にするのは自分なのです。
ひとつ感じている事は、転職をして成長しない人っていないんじゃないかなと思います。
人生のうちで一度も転職を経験しない人も世の中にはいるのです。
転職に挑戦したっていうだけでも価値があることだと思っています。
最後になりますが、人間の魂には5段階のグレードがあるというお話をして終わりたいと思います。
第1位 挑戦して成功した者
第2位 挑戦して失敗した者
第3位 挑戦する人を応援して者
第4位 何もしなかった者
第5位 人を誹謗中傷する者
どうですか?
挑戦するか、挑戦している人のサポートをするだけで上位3位には入れるんです。
これってすごくないですか?
誹謗中傷をするなんてのは論外ですからね。
あなたには、何もしない人にはなって欲しくないと願っています。
挑戦してください。挑戦しつづけてください。
あなたの成功を心から願っています。